2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

世紀末の歌7

愛するコッペパン 自己暗示だよ。 所詮人間は弱いもんだからね。 大勢の中に囲まれ、尚2人であるということ。 そのとき、相手が先に死に行くとき、後を追うことも、 心の中に留めて生きるということも愛とは呼ばない。 真実の愛とは、相手の死を認知しない…

世紀末の歌6

天才が愛した女 恋は喜びや楽しさで、やがて終わってもアルバムにはさめるものだ。 ときどき懐かしんで開くことも出来る。 だが愛は違う。愛は悲しみも刻み込むものだ。 お互いの心に、思い出に出来ない傷をも刻み込む。 共に生きていくから。 人は所詮孤独…

マーガレット・キルガレン

Margaret Kilgallen: In the Sweet Bye and Bye作者: Alex Baker,Eugenie Joo出版社/メーカー: California Institute of the Arts発売日: 2007/07メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るサンフランシスコを拠点に活躍。 サ…

世紀末の詩5

車椅子の恋 俺も昔、愛する人を信じなかった。 今思うとしかし…愛とは信じることですらないのかもしれん。 愛とはただ……疑わないことだ。 ハローベイビー 泣かないで 偽物の愛をつかまされたら 僕がホントにかえてあげるよ

こんなときは。

こんなときはなにも考えないでおこう。 頭で考えてしまったら先へは進めんから。 ただなにもかも大切で、なにもかも手離せない。 答えを出さんとあかんのなら、そうするさ。 さようなら。 俺は前を向いて、なにもかもを愛するよ。

世紀末の詩4

星の王子様 父さん、ぼくはこの暮らしがとっても好きなんだよ。 父さん、負け惜しみじゃなくってね、ぼくは愛って貧しさの中にあると思うんだ。 世の中はものがどんどん豊かになっていって、こうやってひとつのものを 分け与え合う機会が少なすぎるんだ。そ…

世紀末の詩3

狂った果実 終わってしまうのは、すべて愛ではなく恋に過ぎない。 終わらない、変わらないものが愛なのよ。 それが無いと感じたなら、最初から愛はなかったのよ。 綺麗だよ…とても…!とても…! 僕はずっときみのこと忘れないよ! もしもきみがそれを…それを…

世紀末の詩2

パンドラの箱 人間はとてもまぶしい瞬間に、とても大事なものを見失う。 所有欲の始まりだ。 金銭欲、名誉欲、欲と名のつくほとんどすべてが見えるものだ。 彼女はそれを見ずに済んでいたんだ、だから恐ろしく透明だった。 人間の欲には際限がない、特にあれ…

世紀末の詩1

この世の果てで愛を唱う少女 彼女は僕の話を聞いて泣いてくれた。 教会で婚約者に去られた僕の話を聞いて泣いてくれた。 嬉しかった…!だから僕は良いんだ! 君の悲しみや、怒りや、絶望を、受け止めてあげるよ。 僕で良かったら… 良いんだよ…僕は! 君に教…