読書2010。
倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦 (哲学教科書シリーズ)
- 作者: 永井均
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 単行本
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ここでまた繰り返すけども、おれは人を殺したいわけじゃない。
ゲームが好きで、ラーメンが好きで、服が好きで、女が好きな普通に大阪で生活するいち人間だ。
人殺しなんかで、それらをすべて失うなんて考えられない。
でも日常生活のなか、潜在的にずっと在る疑問があった。
なんで人を殺してはいけないの?おれってなに?なんでおれが生まれてきたの?
ってかなんでおれなの?倫理ってなんだ?なんでみんな守ってるの?
こんな疑問がおれの生活の足をひっぱってる(ってほどでもないけど)、
このモヤモヤを解決しないとおれは前に進めないんじゃないか、
他の人と同じスタートラインに立ててないんじゃないか(大袈裟すぎるけど)。
そんな誰もが疑問にすら思わないようなことにひっかかっていた。
でもこの本に出会って、ああこの人、おれと同じことに疑問を持っている!
しかも人生をかけてその疑問に向き合っている人がいる!
そんな心からの喜びで涙がでそうになった。
結局この本は、ソレを解決してくれるわけではなく、自分自信で哲学しろってことなんやけども
この本との出会いはおれのこれからの生活にとても心強く、嬉しいものだった。
そんな理由でおれ的2010年ベスト本。
ゲーム2010。
Fallout 3(フォールアウト 3): Game of the Year Edition【CEROレーティング「Z」】 - Xbox360
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2009/12/03
- メディア: Video Game
- 購入: 5人 クリック: 100回
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2010年プレイしたゲーム、いや、これまでのゲーム人生でダントツNo.1。
プレイ時間はいつのまにか120時間近くまで…大人のプレイ時間じゃねぇな。
久々にどんハマりしたゲーム。
ってか最早ゲームはアートの域に達してると思う。
あの中毒性、脳内の麻薬汁の分泌、シンクロ率、どっぷり率の高さ。
おれはあの時、確実に満ち足りていた。
ペネトレ「人間は「遊ぶ」ために生きているのさ。
「遊ぶ」っていうのはね、自分のしたいことをして「楽しむ」ことさ。
そのときやっていることの中だけで完全に満ち足りている状態のことなんだよ。
そのときやっていることの外にどんな目的も意味も求める必要がないような状態のことなんだ。
つまり、なんのためにでもなく生きている状態だな。」*1
仕事、生活、人生のすべてをここで言う「遊び」に変えられる人間が存在するそうだ。
存在しているだけで、存在そのものに満ち足りている人。
到底そんな人間とはほど遠いおれやけども、せわしい日常の合間に、たとえ一瞬だけでも。
明日から通常業務、嫌過ぎ。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
さて去年を振り返ってみよう。
普段からあんまり何も考えて生活していないため
記憶にアクセントがほとんど無く、思い出すのが大変だ。
生活においてはかなりの変化があった。
去年の今頃には京都烏丸にて同棲生活をスタート、そして夏には破綻。
天神橋筋六丁目に舞い戻り、一人暮らしを始め今に至る。
これだけの変化があった割には、感情の波は平坦に近かったと思う。
もともとポジティブな性質ってことに加え、
何かの終わりは何かの始まりだと心から信じているし、
喪失感やらなんやらよりも、次への期待のほうが大きかったんやろう。
現にほんの少しずつではあるけども、全てが良い方向に向かっている気がする。
ほんの思いつきでちょっと頑張ってみたこと。
色彩検定3級、2級連覇!
結果が目に見えて残ると嬉しいね。
今年は年末の1級試験に向けてちょこちょこ勉強しようかと思う。
テンション上がったちょっと大きな買い物。
BMXと通常のマウンテンバイクの中間(?)的なマウンテンバイク。
マニュアル(ウイリー)、バニーホップ(ジャンプ)などストリートでも
練習次第でトリッキーな技ができたりして格好良し。
引っ越しと同時に購入。
ビジュアル文句なし。通勤が楽しくなった。
去年のアクセントと言えばこれくらいかな。
悲しかったこと、苦しかったことはもう忘れた。
さあ今年も頑張ろう。
ハロー、グッバイ。
36日間の東京出張から帰還したぜ。
「即戦力」そんな格好良いキャラとして、東京へ進出。
そのキャラに付随するもの、それはやはり激務であった。
20/36日間ぐらい徹夜、夜勤+残業。
容赦ねえな、東京。
しんどかったけどね、給料+出張手当+残業手当の額面を
見た瞬間にすっかり癒された。
( 出張なら、)なんぼでも行ったるで、東京。( 転勤は嫌。)
50人ぐらいの新しい顔をみた。声を交わした。
おれの人生の今までには、あんまり無かったことだ。
自分自身のキャパがどんだけあるのかはわからんけど、
何かが残って、何かが消えた。
何かが生まれて、何かが死んだ。
あやふややけど、確かにそんな感覚がある。
最終日にみんなで食べたちゃんこ、美味しかった。
さてさて明日で仕事納めだ。
正月はいっぱい食べていっぱい寝て、細胞を入れ替えよう。
King of Vintage
King of Vintage No.1:Heller’s Cafe
- 作者: 田中凛太郎
- 出版社/メーカー: CYCLEMAN BOOKS
- 発売日: 2009/12/24
- メディア: 大型本
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好きなブランドの多くはこう言ったビンテージをモチーフに
身幅やアームホールを絞ったりして現代風なシルエットに
アレンジする、と言う方向性を持っているので、個人的には
みていて楽しい写真集でした。
全く興味の無い人にとってはただ服の写真が羅列してある
退屈な資料本なんやろう。
今日は夕方から三宮へ。
SALEの恩恵は受けられず。
昔からお世話になっているショップ三軒に
揚げたてコロッケを配ってきました。
秋冬もよろしくお願いします、
ええのまわして下さいっつーことで。